パイソン(Python)は、1991年にオランダ人のグイド・ヴァン・ロッサム(Guido van Rossum)によって開発されたプログラミング言語です。
パイソンという名前は、イギリスBBCのコメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」が名前の由来です。
Pythonは、コードが読みやすく、簡潔にプログラムが書け、開発に役立つプログラムをまとめた「ライブラリ」が豊富に用意されています。
特に、Pythonは機械学習や深層学習の分野で多くの支持を得ていますが、それは、統計処理・数値計算・データ解析・機械学習や深層学習(ディープラーニング)で使えるライブラリが豊富に用意されていることが挙げられます。
機械学習・人口知能開発で人気のライブラリとして、
・ナムパイ(NumPy)
・マットプロットリブ(Matplotlib)
・パンダス(Pandas)
・サイパイ(SciPy)
・サイキットラーン(scikit-learn)
・ケラス(Keras)
・パイトーチ(PyTorch)
・テンソーフロー(TensorFlow)
が挙げられます。
パイソンは、ウェッブアプリケーションでも実績があり、Instagram、YouTube、Evernote、DropBoxなどがパイソンによって開発されています。
当レッスンでは、テキストで使用するグーグルコラボのコードセルの記述と実行を通じて、プログラミング言語のパイソンが自然に身につくようにしています。
ゲオゲブラ(GeoGebra)は、小学校から大学レベルまでの科学、技術、工学、数学を学習および教育するために、幾何・代数・統計・解析をグラフやスプレッドシートを介して結合する、動的数学ソフトウェアです。
ゲオゲブラの作成者であるMarkus Hohenwarterは、ザルツブルク大学での修士論文の一部として2001年にプロジェクトを開始し、現在、リンツ大学で世界中のオープンソース開発者と翻訳者の協力を得て開発を続けています。
ゲオゲブラはインタラクティブなジオメトリシステムです。点、ベクトル、セグメント、線、多角形、円錐断面、さらにそれらを後で動的に変更しながら機能を使って構築を行うことができます。一方、方程式と座標は直接入力できます。したがって、ゲオゲブラは、数値、ベクトル、および点の変数を処理する機能を備えています。関数の導関数と積分を検出し、RootやVertexなどのコマンドを提供します。
ゲオゲブラの主な機能は次のとおりです。
・2次元および3次元の対話的な幾何学環境
・統合スプレッドシート
・統合コンピュータ代数システム(CAS)
・統合統計・微積分ツール
・スクリプト言語
・ゲオゲブラマテリアルの多数の対話的な学習および教育リソース
当レッスンでは、このゲオゲブラを図形・関数・統計の単元を中心に使用して、解り易い解説を行っています。